ロジカルシンキングに基づくコミュニケーション

  • 引き続きHRインスティテュートの文献を参考に、ロジカルシンキングをコミュニケーションに発展させて考えてみる。
  • 3月14日のブログに以下のように記述したが、ロジカルシンキングは相手とコミュニケーションを円滑に行うために必要なものだ。

(こちらの説明がロジカルでなければ、相手は納得するわけないのだ)

ロジカルシンキングには「3×3」の9つのポイントがある。

  • 3つの思考法
  1. ゼロベース思考:固定観念をすて白紙で考える
  2. フレームワーク思考:全体像を押さえる
  3. オプション思考:選択肢を複数用意する
  • 3つの基盤スキル
  1. コミットメント:相手の立場に立って考える技術
  2. ストラクチャー:整理し体系化・構造化する技術
  3. コンセプト:本質を見抜く技術
  • 3つのツール
  1. ロジックツリー:モレ・ダブリなく考える(WHATツリー)、問題の原因を探る(WHYツリー)、課題に対する具体的な対策を考える(HOWツリー)
  2. マトリックス:2つの軸を設定してポジショニングを考える
  3. プロセス:全体の流れを大きく捉える

コミュニケーションに重点を置く場合、「3つの基盤スキル」が重要だ。
「3つの基盤スキル」のうち、コミュニケーションの観点で優先順位をつけると以下のとおりだろう。

  1. コンセプト:本質を見抜き、自らの意思・考えを明確に持つ
  2. コミットメント:相手の立場に立って考える
  3. ストラクチャー:整理し体系化・構造化し分かりやすく伝える

次回から、具体的に考えてみたい。