「自分会社」を経営する
続き(第二章 人材価値のセルフマネジメント)
「自分会社」の経営
自分の人材価値のマネジメントを考えるときは、「自分」という一人の社員だけを使い、「自分の労働」という商品・サービスを売っている会社を経営すると考えてみる。
- 商品=「自分の労働」(仕事の能力・スキル)を魅力的なものにするためには、時間や努力などの投資が必要。
- 商品(仕事の能力・スキル)を効果的に売るための営業が必要。広報的なセンスで自分のブランド管理、イメージ戦略、言動のチェックも必要。
- 社員=「自分」の満足を高めるためには、やりがいや報酬を含むモチベーションの管理も大切。
投資としての勉強法
- 興味のあるテーマは専門雑誌(多くは英文)に載る論文までフォローする。商売上、「差」を作ることができるのは、このレベルの知識だ。専門雑誌のHPやSSRN(Social Science Resarch Network)で論文検索すると多くの場合、無料で読める。
- まったく知らない新しいテーマに取り組むときは、初心者向けの入門書を数冊読むとよい。
- 本や論文を読むばかりでは理解が進まないときもある。雑誌やブログで自分の考えを文章としてアウトプットするとよい。
- すきま的な時間の有効利用を考える。短い論文のコピーなど持っておくと有効に使える。
副業のメリット