ロジカルシンキングの肝=フレームワーク思考に基づくストラクチャースキル

思考法のうち、次の2つは仕事をする上で基本だろう。

  • ゼロベース思考=前例にとらわれずに白紙で考える(ツール:ブレスト)
  • オプション思考選択肢を複数用意する(最低3つ)

またスキルのうち、次の2つも基本的なものだ。

  • コミットメントスキル=相手の立場に立ち、主体的に考えるスキル(自分は何をするべきか)
  • コンセプトスキル=本質を見抜き、余分なことを削除するスキル(エッセンスに集中)

となると、ロジカルシンキングの活用はこうなる。

ツールとして、3C、4P、SWOTなどを使いながら、以下の3つの点で考えるのだ。

  1. 話の枠組みを設定する
  2. 最初に全体像をとらえるようにする
  3. モレ・ダブりがないようにする

フレームワーク思考で全体像を押さえた後にストラクチャースキルの出番だ。

  • ストラクチャースキル=モノゴトを整理・体系化・構造化して考えるスキル
  1. 重要度・優先順位を明確にする
  2. ポジショニング化:全体像を押さえ、位置づけを明確にする
  3. 結論を明確にし、その理由・背景でサポートする

次回はフレームワーク思考・ストラクチャースキルを発揮するためのツールとして次の3つについて考える。

  1. ロジックツリー
  2. マトリックス
  3. プロセス分析