2011-09-10 点と線 小説 点と線作者: 松本清張,風間完出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/08/04メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (10件) を見る松本清張の「点と線」。引き込まれて二日で読んでしまった。東京から札幌まで、東京から博多まで汽車と連絡線で24時間かかった時代。電報が通信手段の主流だった時代。広域犯罪の捜査は困難だった。お蔵入りになった事件も多いのではないか。時刻表、電車や飛行機の乗り継ぎ、途中下車、時代と旅路に思いを馳せる小説だ。