三国志

三国志〈13の巻〉極北の星

三国志〈13の巻〉極北の星

北方謙三三国志を読んだ。1月から9月まで楽しんだ。男として如何に生き、如何に死ぬか。それだけをテーマに英雄たちが駆け抜けた。曹操劉備も諸葛涼も。関羽張飛趙雲も。馬超呂布周喩も。曹操主治医も、劉備に馬を届ける商人も。男の物語に引き込まれ、一人ずついなくなるたびに別れの寂しさを残した。孔明が死に山間で妻子と平穏に暮らす馬超で静かに結末を迎えるとは。