地域の農業と商業・工業の連携を高める法律?

  • 前回の「理論政策更新研修」によると、平成20年度(あと2ヶ月だが)の中小企業庁の政策のポイントは「農商工の連携」とのことだ。
  • 農・商・工って社会科の問題? 江戸時代の身分制度? いいや、真面目な話である。
  • 平成20年7月21日に「中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律(農商工等連携促進法)」(平成20年法律第38号)が施行されている。
  1. 政策の狙い:地域農林水産物を地域技術を活用して新製品・新サービスとして加工度を向上させ、地域付加価値を創造。これによる新事業創出目標:5年間で1,000件。
  2. 支援策:中小企業者と農林漁業経営者が「農商工連携事業計画」を共同で作成、経済産業局担当部局に提出、認定されると、試作品開発、展示会出展等の費用の2/3の補助金がもらえる。計画策定からフォローアップまで一貫して専門家のアドバイスが受けられる。

昔からの地元の名産品を、地元の工場で加工し、地元の業者が販売する。そこに地域の特徴を出すということか。当たり前のことのようだが、うまく連携できていなかったり、少しの工夫で大きくなるようなものがあるのだろうか。